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ハンフリー (猫)
ハンフリー(、1988年頃 - 2006年3月)は、イギリス首相官邸であるダウニング街10番地で1989年から1997年11月13日まで、首相官邸ネズミ捕獲長として勤務した猫。1歳の迷い猫として現われて以降、マーガレット・サッチャー、ジョン・メージャー、トニー・ブレア各首相の下で働いたが、ブレア一家が官邸に移ってきた6ヶ月後に引退した。前任者はウィルバーフォース。ハンフリーは、官邸の実際の職員として冗談半分に報じられることがしばしばあった。 == 雇用の開始 == ハンフリーは内閣府の職員が見つけた迷い猫であり、『』および『』に登場する典型的公務員卿にちなんで名付けられた。前任のネズミ捕獲官ウィルバーフォースが1988年に死んで以降、内閣府と首相官邸は後任を必要としており、ハンフリーがその職に就くこととなった。 100 ポンドの年俸(これは官邸予算で賄われた)の殆どは食費に充てられたが、年に 4,000 ポンドも取りながら一度もネズミを捕らえなかったらしい官邸の専門衛生業者に比べれば、ハンフリーはかなり良く働いたと言われている〔。官邸の有名な玄関扉の前でポーズをとるハンフリーがよく写真に撮られた。ハンフリーの最も重要な任務は、迷路のような官邸建物内でネズミを捕らえることだった。一部は16世紀まで遡る建て付けの悪さ、に近いという立地は、常に害獣・害虫の問題をもたらした。ハンフリーは、引退する時には首相官邸ネズミ捕獲長のポストまで登りつめていた〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ハンフリー (猫)」の詳細全文を読む
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